BUMP OF CHICKENさんを始めとするこの楽曲の全ての関係者の方へ、表しきれないほどの感謝を抱いております。
私の勝手なこの御無礼をどうかお許しください。
本来以下を学生の身で語ることは不本意でしたが、より真剣な気持ちをお伝えするには、大切なことという考えに至りました。どうか、最後までお読みいただけれ光栄です。
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この度、
生まれて初めて電波に私の体現を乗せました。
人生を変える決意で撮影に挑みました。
これは、映画館のシアターに映るエンドロールを見つめていた時に、『 邂逅 』という楽曲に包まれながら蠢いていた感情です。私がアルバイトして大切に貯めたお給料で、この撮影場所をお借りしました。
言葉という言葉を好きになれないときの解法としてこの道を切り拓きました。日々、分解しきれないほど生まれる感情の竜巻が襲いかかるように、旋律を連ねる全音の源1音1音の意味を、全身で問いながら動きました。そして私がこの楽曲を聴いた瞬間、頭に浮かんだ「命とは何か」という難題。その答えを何日間も、何週間も、何ヶ月間もかけて探し続けてきました。命が大切なことをわかってはいても、本当の意味での命は自分のどこにあるのかは、どの学問に付随したとしても、意外と難しいお話だと考えます。その問いと向き合い、彷徨う姿を包み隠さず投影しました。
この2024年、本当に苦しかったです。ですがその時間はきっと、この作品のためにあったのだと今では思っています。そう、思いたいです。抱きしめた先に生まれる美しさでさえ、牙となる可能性を秘めた境地へ、踏み込む勇気を込めました。
よく考えたくなる「作詞作曲者は何を考えてこの曲をつくったのか」ということ。歌詞、音階、声色、曲調について考えても、考えても、おそらく永遠に模範解答は見つからないという結論に至りました。ご本人が思いを込めて紡いだものに対する100%正しい正解は、ご本人以外、いや、誰も知ることの出来ない領域だと気づかされました。
しかし、私の未来で作詞作曲した楽曲を世に出せた時に1番嬉しいことはきっと、正解を導く解法を提示されるよりも、聞いてくださった方がその人なりの自己解釈を一生懸命探してくれていることだと考えました。そこで私は、正解を導きだすことに対して前向きな『諦め』をとります。決して後ろ向きな意味ではありません。そして、この作品が私の答えです。
最後になりますが、私には今も昔も本当に、何もありません。あれもこれも全て、生まれてから今まで、たくさんのことを教えて下さった方々がいて、外へ解き放つことが出来ました。その方々に、伝えきれないほどのありがとうを抱きながら動きました。歌うときとは違う自分を、少しでもお見せできていたら光栄です。そしてどこかの誰かへ、ずっとずっと遠くまで、届いていくことを心から願っています。
2024年、この『 邂逅 』に出会えた私は本当に幸せでした。こんなにも素敵な音楽が私の鼓膜を振るわせれくれたこと、この上ない喜びでいっぱいです。
BUMP OF CHICKENさん本当にありがとうございました。
振付・出演・撮影・照明・編集:きの そらみ
(習事無・全独学)
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ここから先は、この地球のどこかで
私と同じように夢を追いながら日々励む同世代へ
下記を捧げます。
漆黒で塗られた永遠に続く螺旋階段を
登っているような日々。
身を能動的に退けてもいないのに
受動的に遠ざかっていくような日々。
呼吸のために吸い込む空気でさえ
探してもどこにもないような日々。
そのような中で呑まれそうになる
悲しさ、辛さ、苦しさの果てしない波。
その深い海の底をもがけど、もがけど、
自分の意味さえ分からなくなるほどに
包み込まれる不条理な何か。
しかし、それでも立ち向かってきた貴方の大変さ全てを、
貴方以外の人に計り知れる訳ありません。永遠に。
ですが、決して諦めず戦い続けてきた貴方の勇敢な姿は、何にも耐え難い価値を必ず見い出すということを、貴方だけは絶対に忘れないでください。
身も心もボロボロになりながら、そこから救ってくれる人を、日を、待てど待てど、きっと現れることはありません。なぜなら、貴方を救うのは貴方だけだからです。
どうか、貴方だけは貴方を大切にしてください。
それを証明するために、私を全て捨て、私だけを拾い集め、ここへ宿しました。そんな物に負けてたまるものかと、何かに抗いながらも起き上がり、自分と戦う決心をしました。二者択一の道だとしても、私は何択にも創り上げて進んで生きる覚悟を決めました。美しすぎるほどの正義、目を背けたくなるほどの正論から逃げるのではなく、未来で私がにこにこ笑っているための道ができているようにと願い、開拓しました。
よく「言葉にしなければ伝わらない」「何を考えているのか分からない」類いの常套句がありますが、私から見れば人は十分、体で奏でています。音が鳴らずとも人をきちんと見れば、奏でているものが必ずあります。まるでたまたま偶然、言葉がオマケで付いている、そんな世界に私の目からは見えています。
決して、誰か1人の心許ない言葉によって、貴方の人生を棒に振られないでください。指揮棒を司る指揮者により、オーケストラの音色が千差満別になるのと同様に、人にも何通りもの音色があると思います。容赦なく襲いかかってくるものに、例えどんな事情があろうとも、情状酌量の余地などありません。トゲトゲの世界があるのならば、私がその間に立って誰かを守れるような"生きている音楽"を必ず作っていきます。私はこれからも、誰かの"息の音"を聞き取りながら、音楽と共に、大切に生きていくことをここに誓います。
本家様
BUMP OF CHICKENさん『 邂逅 』
https://youtube.com/@bumpofchicken?feature=shared
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