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「女だと思ったから…」不採用の男子学生“怒り心頭” ゼミ生募集でハラスメントか(2022年11月25日)

 「あんたが女だと思ったから」。男子学生だと分かり、態度が一変。帝京大の教授の発言が波紋を広げています。

 帝京大学・経済学部教授:「君が女だと思ったから書けたんだ。送っただけだよ…」

 帝京大学の学生・聖奈(せな)さんは、ゼミに興味があると連絡したところ、教授から次のような返信メールが。

 帝京大学・経済学部教授、返信メール:「女子学生さんですよね?女子は基本的に応募=採用です。サンドイッチにコーヒーでも飲みながら、お話ししましょう」

 聖奈さんが女子だと思い込んだ教授。ただ、聖奈さんは男性です。

 性差別的な内容を信じられない聖奈さんは、教授に会って確認することに。その時の音声には…。

 学生・聖奈さん:「自分は男ですから、女子が優先的に採用されるのであれば」

 帝京大学・経済学部教授:「僕の腹づもりではあんたが女だと思ったから。女だったら優先的にとるつもりだよとそれだけだよ。だけどあんた男だから。それは結果、ないと。だけどそれは公式には言えないからね。私的なやり取りだから」

 さらに…。

 帝京大学・経済学部教授:「あなたのこと女だと誤認したのは僕のミスだけど、それはしょうがないよな。あんな名前だから普通は女性だと思いますね」

 学生・聖奈さん:「よく勘違いされます」

 名前のことを出されても笑って対応した聖奈さんですが、内心は怒り心頭だったと言います。

 さらに教授は、世の中には公にはならない差別があり、ゼミの採用に男女差別があっても問題ないとの持論を展開。

 帝京大学・経済学部教授:「実際に決めるのは僕の権限だけど、表立って門戸を閉ざすことはダメなんだ。女だけとか男だけというのは。メーカーだって秘書採用とかに男も来るわけ。だけど結局通るのは美人の女だったりするだろ。ブラック(黒人)とホワイト(白人)。アメリカではカラーの問題書けない。だけど実際はホワイト(白人)がとられる。同じことよ。採用ってそういうことなのよ。最後は決める人が権限持っているわけです。四の五の言われる筋合いではない」

 性差別的な持論を延々と展開する教授がいることを知って、聖奈さんは、大学の教員への信頼を失ったといいます。

 今回の問題について、ジェンダー問題に詳しい専門家は。

 相模女子大学大学院・白河桃子特任教授:「男子生徒に対しての発言も非常に失礼。私の印象では失礼だなと思いますし、それから、これを聞いて女子生徒もまったくいい気持ちはしないので、学生全般に対して良い環境ではないなと思います」

 帝京大学は「教員の立場を利用した学生へのハラスメント行為は容認しない」として、内部調査委員会を発足。事実関係を明らかにするとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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