女子大学生に依頼され、就職活動のウェブテストで不正に替え玉受験を行っていた疑いで、関西電力の社員が逮捕された。
代行業者が摘発されるのは、全国で初めて。
関西電力社員の田中信人容疑者(28)は、2022年4月、東京都内の女子大学生(22)から依頼を受け、就活のウェブテストを代わりに受験した疑いが持たれている。
警視庁によると田中容疑者は、女子大学生のIDとパスワードを使ってウェブテストを受け、2科目で4,000円の報酬を受け取っていた。
就活のウェブテスト代行業者が摘発されるのは、全国で初めてで、田中容疑者は、「やっているうちに学生に感謝されたり、やりがいを持っていた」と供述し、容疑を認めているという。
また、替え玉受験を依頼した女子大学生も22日に書類送検された。
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