高知大学の卒業式は県民文化ホールで行われ、学部と大学院あわせて1165人が晴れやかな表情で式に臨みました。
式では、受田浩之学長が、中国の孟子の言葉を引用し「『天の時』をとらえるため『地の利』を生かして『人の和』を大切に学んできた皆さんなら、先が見通せない未来でも『創造』していける人材になれる」とはなむけの言葉を贈りました。
(卒業生謝辞 地域協働学部 小山光さん)
「本学で得た学びと経験を糧に、常に思考を巡らせ、自らの力で答えを見出し、“自分だけの未来”を切り開いていくことを誓います」
学部生が入学した2021年はコロナ禍で、入学式は日程を分けて教室で行われました。
入学後もリモート授業が主流で、“異例の”大学生活が始まりましたが、24日の式では、「4年間のキャンパスライフで“出会い”や“思い出”に恵まれた」という声が多く聞かれました。
(卒業生)
「仲が良い友達がいっぱいできたので、楽しかったです」
(卒業生)
「ちょっと単位が足りなかったので…。でも4年で卒業できたのでよかったです」
(卒業生)
「(今後は)別の大学院に進学するので、そちらでも頑張っていきたいと思います」
(卒業生)
「(式を終えて)うれしいです。素直にうれしいです」
(卒業生)
「看護学科で実習もあったんですけど、みんなで乗り越えられたことが一番の思い出です」
(卒業生)
「仲の良い友達ができたことが、一番の思い出です」
なお、今年の卒業生の就職率は95.9%で、このうち県内で就職する学生の割合は27.5%だということです。