企業の採用活動で学生がオンラインで受ける「ウェブテスト」を、学生になりすまして受験した罪に問われている関西電力元社員の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。関西電力元社員の田中信人被告は、学生からの依頼で商社などが採用活動で利用するウェブテストを学生になりすまして、受験した罪に問われています。きょうの初公判で田中被告は「間違いございません」と、起訴内容を認めました。検察側は田中被告がツイッターに「2科目4,000円で代行します」などと投稿して依頼者を募り、1,000社あまりの企業のテストを受け、400万円を超える利益を得たと指摘しました。